2015-06-27
2012-12-09
「こけし往来」

ひやねさんによくいらっしゃる皆様にはおなじみの
「こけし往来」(こけしの特別売出し目録)
ただ今40号が発行されております。
その「こけし往来」(略して往来)
まだお手にされたことのない方に!朗報です。
【モクナビ】
↑古書店の目録が、立ち読みできるサイトです。
しかも、気になった目録は初回のみ無料で届けて頂けるそう!
(送ってもらうには会員登録が必要です)
今回の往来も、サイトに載っています。
申し込めば無料で往来を送ってもらえ、抽選や入札の注文も参加できますので、ご興味のある方は是非!
※こけしの注文には締め切りがありますのでお急ぎ下さいね!
今回は12月15日の14時が締め切りです。ご注意下さい。
注文書を葉書で郵送する場合は、投函は4日前、と書いてありますので
モクナビから申し込んだら、お店に注文書を持って行くか、Faxが安全かも。。
初めての頃は敷居が高いかな、と思っていた「目録での注文」
古本を愛する方々ならおなじみのシステムですが
こけしでもその世界の仲間入りができます。
「こけし往来」はとにかく全ページカラー写真!
1本1本工人名もサイズも記載されていますので
のちのち何度も読み返して役に立つ資料になります。
読み物も収録されていて、集めても楽しい目録だと思います。
ここ数年は年3〜4回のペースで発行されていますので
モクナビで送ってもらって気に入ったら
次回から直接、ひやねさんから送ってもらえます。
(後払い、目録代1000円)
地方の方、なかなかお店にいらっしゃれない方も
全く同じ条件でこけしを手に入れられますし
手に入ったこけしは郵送もして頂けますので
往来はみんなが楽しめるイベントです!
ぜひ、初めての方も参加してみて下さいね。
まずは、「こけし往来」ゲットだぜ!
2012-03-19
遠刈田新人工人さんからのおたより
少し前の事になりますが
東京こけし友の会の新年例会で、すてきな抽選に当たりました。
友の会で募った震災お見舞いに対する、工人さんからのお礼ということで、思いもひときわの抽選でした。
遠刈田で修行されている新人工人さんの中で紅一点
達曽部早苗さんのこけしです

抽選の机に並んでいた時から
「ああ、このこけしが当たったら良いのに・・・」と思っていた梅模様のこけし。
なんという幸運か、わたしのところにやってきてくれました。
早速、首につけていただいた札を頼りに、お礼状を書きました。
2009年6月から修行されてきたという達曽部さん。
昨年の遠刈田のお祭りに行った折に、新人工人さんとして紹介されていましたが
実は以前、個人的に蔵王こけし館に行った折に、お姿をお見かけしていました。
その時は夜通し走って開館前に着いて、駐車場でちょっと仮眠させて頂いていたのですが、朝早くから工房に入っておられたので印象に残っています。
今年のお正月に、師匠である佐藤勝洋工人の小寸を買いました。
それも、蔵王こけし館の売店です。偶然にも今回頂いたのと同じ梅模様。
達曽部さんのこけしは、師匠譲りの力強いタッチの中に女性らしい優しさや可愛らしさがあってとても気に入っています。
春から縁起がいいな~♪
師匠の作とのツーショットをご覧下さい。

達曽部工人から、お礼状に対して、ご丁寧に返信をいただきました。
直筆のこけし絵です。
うれしくて、これも大事にしています。

遠刈田新人工人さん。いよいよデビュー!
達曽部さん、たいへんな事、緊張する事、いろいろあるとは思いますが
受け継いだ技を糧に、長くこけしを作り続けて頂きたいと思います。
頂いたこけし、ずっと大事にしますね。
ほんとうにありがとうございました。
また遠刈田でお会いできるとうれしいなあ。
すっかりファンになったので、また新作のこけしが欲しい。。。
これからどんなこけしを作られるのか、とっても楽しみです。
遠刈田の新人工人さんはあとお二人いらっしゃいます。
またそのお二人のこけしも手にして
遠刈田の新しい風を感じられたらうれしいな、と思います。
春は、もう、そこまで。
東京こけし友の会の新年例会で、すてきな抽選に当たりました。
友の会で募った震災お見舞いに対する、工人さんからのお礼ということで、思いもひときわの抽選でした。
遠刈田で修行されている新人工人さんの中で紅一点
達曽部早苗さんのこけしです

抽選の机に並んでいた時から
「ああ、このこけしが当たったら良いのに・・・」と思っていた梅模様のこけし。
なんという幸運か、わたしのところにやってきてくれました。
早速、首につけていただいた札を頼りに、お礼状を書きました。
2009年6月から修行されてきたという達曽部さん。
昨年の遠刈田のお祭りに行った折に、新人工人さんとして紹介されていましたが
実は以前、個人的に蔵王こけし館に行った折に、お姿をお見かけしていました。
その時は夜通し走って開館前に着いて、駐車場でちょっと仮眠させて頂いていたのですが、朝早くから工房に入っておられたので印象に残っています。
今年のお正月に、師匠である佐藤勝洋工人の小寸を買いました。
それも、蔵王こけし館の売店です。偶然にも今回頂いたのと同じ梅模様。
達曽部さんのこけしは、師匠譲りの力強いタッチの中に女性らしい優しさや可愛らしさがあってとても気に入っています。
春から縁起がいいな~♪
師匠の作とのツーショットをご覧下さい。

達曽部工人から、お礼状に対して、ご丁寧に返信をいただきました。
直筆のこけし絵です。
うれしくて、これも大事にしています。

遠刈田新人工人さん。いよいよデビュー!
達曽部さん、たいへんな事、緊張する事、いろいろあるとは思いますが
受け継いだ技を糧に、長くこけしを作り続けて頂きたいと思います。
頂いたこけし、ずっと大事にしますね。
ほんとうにありがとうございました。
また遠刈田でお会いできるとうれしいなあ。
すっかりファンになったので、また新作のこけしが欲しい。。。
これからどんなこけしを作られるのか、とっても楽しみです。
遠刈田の新人工人さんはあとお二人いらっしゃいます。
またそのお二人のこけしも手にして
遠刈田の新しい風を感じられたらうれしいな、と思います。
春は、もう、そこまで。
2012-02-27
鳴子撮影旅行2011年9月15日・16日
ただこけしが好きで、こけしに夢中になっていたら
いつの間にか 多くの方から声をかけて頂くようになりました。
こけしが好きでなかったら出逢えなかっただろう様々なご縁。
ひょんな事から、ある復興支援イベントのお手伝いで、こけし工人さんを取材する映像を依頼して頂きました。
(実はそれが本職です・・・)
撮影実費のみのほぼボランティアでしたが、鳴子へ取材に行けて、こけし工人さんの手さばきを間近で見られるなんて、またとないチャンスです。大喜びで引き受けさせて頂いたのでした。
イベント続きで超多忙の中、取材を受けて下さったのは、鳴子の大沼秀顕工人。
大沼岩太郎さんの血を引く伝統を守り、繊細な鳴子の型を継承する工人さんです。
お仕事で色んな打ち合わせが多かったので、ビデオからの画像を多めに綴ります。
2011年9月15日
朝10:40 東京発やまびこ277号に乗って、一路古川へ。
午後2時頃鳴子温泉駅に到着。
2週間と開けずに、日本こけし館へ

いろいろとお世話になりました・・・
この日は大沼秀顕さんのご案内で、いろいろのお打ち合わせ。
お車を出して頂いたのですが、車中で鳴子の色んなお話を伺いました。
車のエンブレムのメッキがすぐ黒くなるお話やら、雪の時のお話やら
どれだけ温泉色が強いか、お住まいの方々は悩ましいところも多いと思いますが、温泉好きにとっては羨ましいような、ワクワクするお話でした。
さすが、9種類もの違う泉質を有する鳴子ならではです。

市役所支所の裏手にある源泉の一つ
今晩のお宿は「姥の湯」
一つのお宿に4種類もの源泉を持っているという驚くべき宿。
懐かしい佇まいの、アットホームなお宿でした。
ご一緒した方は、4種類全制覇に燃えていらっしゃいました!
このお宿には、ミルクちゃんという白猫がいます。
前足を片方、車にひかれたという事ですが、優しい宿の方々の介抱でいまはすっかり元気に。
猫大好きな私にとって、いい話過ぎる・・・
ということで、暗闇でとったのでボケボケですが、ミルクちゃんと薬局の黒猫ちゃんを撮ったへぼへぼ写真をどうぞ。

・・・ヒドイですね。まともな写真が1枚もありません。ボケボケにもほどがある・・・
夜は、大沼秀顕さんをはじめ、岡崎斉一さん、桜井昭寛さんという鳴子のスター!2工人も駆けつけて下さり
「居酒屋 なんでも家」で小宴会。
いろいろメニューがあって、刺し盛りも豪華でした!
伯楽星という大崎市に蔵本のあるお酒を頂いたらおいしかったです。
〆は看板メニュー、鴨うーめん。楽しい時間をありがとうございました。
翌日は、朝から撮影・・・だったのですが
急に体調が・・・ピンチ!でもなんとか定刻に撮影スタートしました。
いろいろなわがままに応えて下さり、始終撮影にご協力頂いた大沼秀顕工人。
カメラに撮られながらお仕事って、本当にやり難かったと思います・・・
ビデオの中から、少し画像を。

かわいいですね。なんというか、気品があります。



見事な車菊。描彩の手元をじっくり見せて頂けたのがとても嬉しかったです

秀雄さんにもご出演頂きました。すてきな親子ですよね。
撮影後、茶の間にあげて頂き、秀雄工人も奥様も気さくにお話し下さり
昔のお話や鳴子の事など、いろいろ聞かせて下さいました。
秀顕工人もご多忙の中なのに・・・なんてすてきなご一家だろう・・・
鳴子、ほんとにあったかいなあ・・・
その後、秀顕さんが車で鳴子を一回り
足を伸ばして名所・潟沼に連れて行って下さいました。

水の色が神秘的でした。お魚が住んでいないとのこと。
こんな風土が温泉をもたらしてくれるのですね。
鳴子温泉駅で、電車が行くまでお見送り頂いた秀顕さん

こけしは勿論ですが、お人柄にもファンになってしまいましたよ~~
(皆さんにファンになったって言ってますね。でも、偽らざる気持ち。工人さんのお人柄に接すると、手にしたこけしがひときわ近くなり、輝いて見えます。実に楽しい出会いではないでしょうか。現役工人さんの作を買う楽しみのひとつは、ここですよね。生まれたてのこけしについて、作った人と話ができる。自分の選んだこけしが物語を纏う瞬間なのだと思います。)
◆仕事を終えて
いつもの仕事では企業の内部向け映像など、おカタく少々無愛想な映像を作っていますので、子供向けのポップな映像、わかりやすく楽しいトーンで、というのはわりと難しいな、と実感・・・。
慣れない絵を描いて動かしたり精一杯やってみましたが、とっちらかった感も。
そんな私に任せて下さった横浜人形の家スタッフの皆様には本当に感謝しております。
とても楽しかったです。
そして大沼秀顕さん、ほんとうにありがとうございました!
これからもかわいいこけしをたくさんお嫁に出して下さいね。
また今年も、鳴子に行きたいと思っています!!
そして
展示に足を運び、ご覧になって下さった方々には、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
見て下さった、という声が、なによりの励みとなりました。
いつの間にか 多くの方から声をかけて頂くようになりました。
こけしが好きでなかったら出逢えなかっただろう様々なご縁。
ひょんな事から、ある復興支援イベントのお手伝いで、こけし工人さんを取材する映像を依頼して頂きました。
(実はそれが本職です・・・)
撮影実費のみのほぼボランティアでしたが、鳴子へ取材に行けて、こけし工人さんの手さばきを間近で見られるなんて、またとないチャンスです。大喜びで引き受けさせて頂いたのでした。
イベント続きで超多忙の中、取材を受けて下さったのは、鳴子の大沼秀顕工人。
大沼岩太郎さんの血を引く伝統を守り、繊細な鳴子の型を継承する工人さんです。
お仕事で色んな打ち合わせが多かったので、ビデオからの画像を多めに綴ります。
2011年9月15日
朝10:40 東京発やまびこ277号に乗って、一路古川へ。
午後2時頃鳴子温泉駅に到着。
2週間と開けずに、日本こけし館へ

いろいろとお世話になりました・・・
この日は大沼秀顕さんのご案内で、いろいろのお打ち合わせ。
お車を出して頂いたのですが、車中で鳴子の色んなお話を伺いました。
車のエンブレムのメッキがすぐ黒くなるお話やら、雪の時のお話やら
どれだけ温泉色が強いか、お住まいの方々は悩ましいところも多いと思いますが、温泉好きにとっては羨ましいような、ワクワクするお話でした。
さすが、9種類もの違う泉質を有する鳴子ならではです。

市役所支所の裏手にある源泉の一つ
今晩のお宿は「姥の湯」
一つのお宿に4種類もの源泉を持っているという驚くべき宿。
懐かしい佇まいの、アットホームなお宿でした。
ご一緒した方は、4種類全制覇に燃えていらっしゃいました!
このお宿には、ミルクちゃんという白猫がいます。
前足を片方、車にひかれたという事ですが、優しい宿の方々の介抱でいまはすっかり元気に。
猫大好きな私にとって、いい話過ぎる・・・
ということで、暗闇でとったのでボケボケですが、ミルクちゃんと薬局の黒猫ちゃんを撮ったへぼへぼ写真をどうぞ。

・・・ヒドイですね。まともな写真が1枚もありません。ボケボケにもほどがある・・・
夜は、大沼秀顕さんをはじめ、岡崎斉一さん、桜井昭寛さんという鳴子のスター!2工人も駆けつけて下さり
「居酒屋 なんでも家」で小宴会。
いろいろメニューがあって、刺し盛りも豪華でした!
伯楽星という大崎市に蔵本のあるお酒を頂いたらおいしかったです。
〆は看板メニュー、鴨うーめん。楽しい時間をありがとうございました。
翌日は、朝から撮影・・・だったのですが
急に体調が・・・ピンチ!でもなんとか定刻に撮影スタートしました。
いろいろなわがままに応えて下さり、始終撮影にご協力頂いた大沼秀顕工人。
カメラに撮られながらお仕事って、本当にやり難かったと思います・・・
ビデオの中から、少し画像を。

かわいいですね。なんというか、気品があります。



見事な車菊。描彩の手元をじっくり見せて頂けたのがとても嬉しかったです

秀雄さんにもご出演頂きました。すてきな親子ですよね。
撮影後、茶の間にあげて頂き、秀雄工人も奥様も気さくにお話し下さり
昔のお話や鳴子の事など、いろいろ聞かせて下さいました。
秀顕工人もご多忙の中なのに・・・なんてすてきなご一家だろう・・・
鳴子、ほんとにあったかいなあ・・・
その後、秀顕さんが車で鳴子を一回り
足を伸ばして名所・潟沼に連れて行って下さいました。

水の色が神秘的でした。お魚が住んでいないとのこと。
こんな風土が温泉をもたらしてくれるのですね。
鳴子温泉駅で、電車が行くまでお見送り頂いた秀顕さん

こけしは勿論ですが、お人柄にもファンになってしまいましたよ~~
(皆さんにファンになったって言ってますね。でも、偽らざる気持ち。工人さんのお人柄に接すると、手にしたこけしがひときわ近くなり、輝いて見えます。実に楽しい出会いではないでしょうか。現役工人さんの作を買う楽しみのひとつは、ここですよね。生まれたてのこけしについて、作った人と話ができる。自分の選んだこけしが物語を纏う瞬間なのだと思います。)
◆仕事を終えて
いつもの仕事では企業の内部向け映像など、おカタく少々無愛想な映像を作っていますので、子供向けのポップな映像、わかりやすく楽しいトーンで、というのはわりと難しいな、と実感・・・。
慣れない絵を描いて動かしたり精一杯やってみましたが、とっちらかった感も。
そんな私に任せて下さった横浜人形の家スタッフの皆様には本当に感謝しております。
とても楽しかったです。
そして大沼秀顕さん、ほんとうにありがとうございました!
これからもかわいいこけしをたくさんお嫁に出して下さいね。
また今年も、鳴子に行きたいと思っています!!
そして
展示に足を運び、ご覧になって下さった方々には、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
見て下さった、という声が、なによりの励みとなりました。
2012-02-22
鳴子こけし祭り 2011年9月3日・4日
2011年9月3日
長年憧れていた「鳴子こけし祭り」に遂に参加する事ができました!
今回は家人の仕事の都合が付かず、一人旅です。
一人旅も本当に良いものです。
ひとり予定を立て、しおりのようなものを作って臨みました。
乗りものの予約番号や問い合わせ先、時刻表、行き先住所など
予め調べておくことで安心でき、また旅先で何かあっても家人にわかるようにと
一人旅の時には割としおりを作るのが好きです。
前日夜、深夜バスで新宿を出発。
仙台に朝早く到着。
6時発。始発の東北本線 一ノ関行に乗り込んで小牛田まで。06:44着
06:47発 陸羽東線 鳴子温泉行で終点、鳴子温泉駅 07:47着。
新幹線は興奮しますが、在来線はのんびり風景を楽しめて気分が盛り上がります。
朝早くついたので、一緒の電車に乗り合わせた方に教えて頂いて
共同浴場「滝之湯」に入りにいきました。
一番風呂をさっと使った地元の方が引けると、私一人貸し切り状態。極楽。

お祭りの前に良いお湯でリフレッシュする事ができました。
初めてですが、こけし奉納祭に参加させて頂きました。

鳴子温泉神社で、お祭りの招待工人さんたちを含めたこけし奉納が行われ
厳かな雰囲気のもと祝詞が詠じられ、お祓いを受けました。
こちらは会場が大変狭く、また神社ですので、一般の方はご遠慮されていらっしゃるようです。
ついノコノコと入れて頂きましたが、工人さんたち祈りを込めた奉納に、感じるものがありました。
お祭りというものの本来の姿が、鳴子にはきちんと残っているのだなあ・・・

その後こけし祭り会場、鳴子小学校体育館へ向かいました。
生憎の天気で時折小雨がちらつき、運動場はぬかるんでいましたが
全国から集まったこけしファンの熱気に包まれて、早くもにぎわいを見せています。
今晩のお宿を一緒に取って下さった KOKESHIEN!東京事務局のお二人と遭遇。
前日から鳴子入りし、温泉など鳴子の雰囲気を満喫されていたとのこと。
セレモニーを見守り、いよいよ開場です!
入り口でスリッパに履き替えるのですが、もう、人、人、熱気を帯びてスリッパ取れません!
今回の一番人気は、土湯系の工人、高橋通さんのこけし。
開始後わずかでなくなっていました。
わたしは会場をぶらぶら、気になったこけしを見て、買い物かごへ。
家人に頼まれた「サンタベビー」作並系の工人平賀輝幸さんのかわいいサンタ娘を購入。
友だちのお土産も平賀さんのこけしにしてみました。
会場の様子

その後、夜一緒の皆さんと合流し
日本こけし館や、謎だった加藤こけし店に連れて行って頂いたり。


加藤ご夫妻(なんか変な写真になってしまいすみません)
そして夕は「鳴子こけし祭りの思い出を語る夕べ」という懇親会に。
お料理がすばらしい!
そして、一人1本のこけしおみやげがまたうれしい!
お酒を頂きながら、工人さんとお話ししたり
鳴子の工人さんのおもてなしはほんとうに暖かく、どうしてもまた来たいと思わせる魅力があります。
懇親会アフターは、工人さんの元に押し掛けて再び呑み。
楽しい話題が次から飛び出して大笑い
とても楽しかったです。
ご一緒の皆さんも、必ずしも熱烈なこけしファンという方々ではなかったりしましたが、みなさんすっかりハマっていました。
こうやってこけし好きが増えていく現場に立ち会えて、とてもうれしくなりました。
日頃、いろいろとこけしを広める活動をされているCOCHAEさん。
メディアでの活躍が表に出ていますが、その活動の足下は、こうやって仲間を連れて現地に行って、現地の良さをみんなで楽しむところからだったのではとおもいます。なかなかできる事じゃないなぁ、と、しみじみ。
COCHAEのお二人とお友達の皆さんにも本当にお世話になりました。
一番はしゃいで、おつきあい頂いたのは、鳴子・勘治型の雄、高橋義一工人。
ユーモアたっぷり、繊細な描彩もお手の物、すてきな工人さんです。

楽しかった~~
翌日、朝ご飯もおいしく頂き
(お寝坊で食べられない人もいたようですが。笑)
朝早く、大沼秀顕さんのお店へ。
大沼こけし店 大崎市鳴子温泉字湯元93-1

お祭り仕様の紅白幕に飾られた大沼こけし店
お祭りのお忙しい中、工房まで見せて頂きました。(後日の打ち合わせの為)
大沼さんのこけしは繊細で美しく、少し恥じらった優しい笑顔のこけし。
すっとした筆で丁寧に描かれ白い肌を持った、生粋の東北美人です。
その後、またこけし祭り会場と日本こけし館を駆け足で再訪。
ご一緒させて頂いた杉浦さやかさんとパウロ野中さんご夫妻が
結婚式のためのオリジナル絵付けこけしを制作(祝!)中
私はというと、必死に深沢/溝口コレクションにかじりついていました。
溝口コレクションは、国立博物館にいらした溝口三郎さんが寄贈したこけしたち。
小品が多く、その上多くがエジコとセットであったり、珍しいものが多かったりと見応え十分。

(日本こけし館の方にご了承を頂き、フラッシュを焚かずに撮影しました)
中古こけしのチャリティーオークションにもちゃっかり参加しました。
(後に大宮正安の4寸が当たり、大喜び)
お昼ご飯を求めて、こけし先輩Sさんにお伺いすると
中山平近くの板そば 藤治朗をお勧め下さいました。
お店は生憎一杯でしたが、少し待ってくれれば、とのこと。
鳴子峡を観に行ったりする人あり、お風呂に入ったりする人ありでしばし待ち、おそばにありつけました。
腰が強く、食べ応えのあるおそばで大満足!天ぷらもおいしかったです。
そして思い出の鳴子を後に、みんなで一路仙台へ。(車に乗せて頂き大感謝)
目指すは再びの「カメイ美術館」です!
この展示は、蒐集家である池上明さんが永年追い求めていらっしゃる4寸のこけしを一堂に集めた、過去に前例のない展示でした。
題して「こけし・四寸の世界」。
なべて小寸の隊列!伝統こけし工人の作となれば、ほぼコンプリートの勢い。
これは誰のこけしだろう? こんなこけしもあったんだ! 小さいと、またかわいいね!
いっしょに行った大勢の若手の方も、口々驚嘆の声を上げていました。
展示のこけしもさることながら、4寸こけしに至る経緯や苦労話、面白いトピックがまた展示をいっそう引き立てていました。こういう軽妙な書き口で語りかけて下されば、蒐集というと少し気が引ける思いの私にも、身近に感じられるなあ、と面白く読ませて頂きました。
興味は尽きず、すてきな展示でした。
まだまだ後進の工人さん、たくさん出てきますので(←切なる希望も入っていますが)
今後も4寸道は途切れる事なく続きますね。また是非見せて頂く機会を設けて頂けますよう・・・
帰りの高速バスの時間が迫り、泣く泣く皆さんと4寸さんにさよならをして
楽しい鳴子こけし祭りの旅は終わったのでした。
長年憧れていた「鳴子こけし祭り」に遂に参加する事ができました!
今回は家人の仕事の都合が付かず、一人旅です。
一人旅も本当に良いものです。
ひとり予定を立て、しおりのようなものを作って臨みました。
乗りものの予約番号や問い合わせ先、時刻表、行き先住所など
予め調べておくことで安心でき、また旅先で何かあっても家人にわかるようにと
一人旅の時には割としおりを作るのが好きです。
前日夜、深夜バスで新宿を出発。
仙台に朝早く到着。
6時発。始発の東北本線 一ノ関行に乗り込んで小牛田まで。06:44着
06:47発 陸羽東線 鳴子温泉行で終点、鳴子温泉駅 07:47着。
新幹線は興奮しますが、在来線はのんびり風景を楽しめて気分が盛り上がります。
朝早くついたので、一緒の電車に乗り合わせた方に教えて頂いて
共同浴場「滝之湯」に入りにいきました。
一番風呂をさっと使った地元の方が引けると、私一人貸し切り状態。極楽。

お祭りの前に良いお湯でリフレッシュする事ができました。
初めてですが、こけし奉納祭に参加させて頂きました。

鳴子温泉神社で、お祭りの招待工人さんたちを含めたこけし奉納が行われ
厳かな雰囲気のもと祝詞が詠じられ、お祓いを受けました。
こちらは会場が大変狭く、また神社ですので、一般の方はご遠慮されていらっしゃるようです。
ついノコノコと入れて頂きましたが、工人さんたち祈りを込めた奉納に、感じるものがありました。
お祭りというものの本来の姿が、鳴子にはきちんと残っているのだなあ・・・

その後こけし祭り会場、鳴子小学校体育館へ向かいました。
生憎の天気で時折小雨がちらつき、運動場はぬかるんでいましたが
全国から集まったこけしファンの熱気に包まれて、早くもにぎわいを見せています。
今晩のお宿を一緒に取って下さった KOKESHIEN!東京事務局のお二人と遭遇。
前日から鳴子入りし、温泉など鳴子の雰囲気を満喫されていたとのこと。
セレモニーを見守り、いよいよ開場です!
入り口でスリッパに履き替えるのですが、もう、人、人、熱気を帯びてスリッパ取れません!
今回の一番人気は、土湯系の工人、高橋通さんのこけし。
開始後わずかでなくなっていました。
わたしは会場をぶらぶら、気になったこけしを見て、買い物かごへ。
家人に頼まれた「サンタベビー」作並系の工人平賀輝幸さんのかわいいサンタ娘を購入。
友だちのお土産も平賀さんのこけしにしてみました。
会場の様子

その後、夜一緒の皆さんと合流し
日本こけし館や、謎だった加藤こけし店に連れて行って頂いたり。


加藤ご夫妻(なんか変な写真になってしまいすみません)
そして夕は「鳴子こけし祭りの思い出を語る夕べ」という懇親会に。
お料理がすばらしい!
そして、一人1本のこけしおみやげがまたうれしい!
お酒を頂きながら、工人さんとお話ししたり
鳴子の工人さんのおもてなしはほんとうに暖かく、どうしてもまた来たいと思わせる魅力があります。
懇親会アフターは、工人さんの元に押し掛けて再び呑み。
楽しい話題が次から飛び出して大笑い
とても楽しかったです。
ご一緒の皆さんも、必ずしも熱烈なこけしファンという方々ではなかったりしましたが、みなさんすっかりハマっていました。
こうやってこけし好きが増えていく現場に立ち会えて、とてもうれしくなりました。
日頃、いろいろとこけしを広める活動をされているCOCHAEさん。
メディアでの活躍が表に出ていますが、その活動の足下は、こうやって仲間を連れて現地に行って、現地の良さをみんなで楽しむところからだったのではとおもいます。なかなかできる事じゃないなぁ、と、しみじみ。
COCHAEのお二人とお友達の皆さんにも本当にお世話になりました。
一番はしゃいで、おつきあい頂いたのは、鳴子・勘治型の雄、高橋義一工人。
ユーモアたっぷり、繊細な描彩もお手の物、すてきな工人さんです。

楽しかった~~
翌日、朝ご飯もおいしく頂き
(お寝坊で食べられない人もいたようですが。笑)
朝早く、大沼秀顕さんのお店へ。
大沼こけし店 大崎市鳴子温泉字湯元93-1

お祭り仕様の紅白幕に飾られた大沼こけし店
お祭りのお忙しい中、工房まで見せて頂きました。(後日の打ち合わせの為)
大沼さんのこけしは繊細で美しく、少し恥じらった優しい笑顔のこけし。
すっとした筆で丁寧に描かれ白い肌を持った、生粋の東北美人です。
その後、またこけし祭り会場と日本こけし館を駆け足で再訪。
ご一緒させて頂いた杉浦さやかさんとパウロ野中さんご夫妻が
結婚式のためのオリジナル絵付けこけしを制作(祝!)中
私はというと、必死に深沢/溝口コレクションにかじりついていました。
溝口コレクションは、国立博物館にいらした溝口三郎さんが寄贈したこけしたち。
小品が多く、その上多くがエジコとセットであったり、珍しいものが多かったりと見応え十分。

(日本こけし館の方にご了承を頂き、フラッシュを焚かずに撮影しました)
中古こけしのチャリティーオークションにもちゃっかり参加しました。
(後に大宮正安の4寸が当たり、大喜び)
お昼ご飯を求めて、こけし先輩Sさんにお伺いすると
中山平近くの板そば 藤治朗をお勧め下さいました。
お店は生憎一杯でしたが、少し待ってくれれば、とのこと。
鳴子峡を観に行ったりする人あり、お風呂に入ったりする人ありでしばし待ち、おそばにありつけました。
腰が強く、食べ応えのあるおそばで大満足!天ぷらもおいしかったです。
そして思い出の鳴子を後に、みんなで一路仙台へ。(車に乗せて頂き大感謝)
目指すは再びの「カメイ美術館」です!
この展示は、蒐集家である池上明さんが永年追い求めていらっしゃる4寸のこけしを一堂に集めた、過去に前例のない展示でした。
題して「こけし・四寸の世界」。
なべて小寸の隊列!伝統こけし工人の作となれば、ほぼコンプリートの勢い。
これは誰のこけしだろう? こんなこけしもあったんだ! 小さいと、またかわいいね!
いっしょに行った大勢の若手の方も、口々驚嘆の声を上げていました。
展示のこけしもさることながら、4寸こけしに至る経緯や苦労話、面白いトピックがまた展示をいっそう引き立てていました。こういう軽妙な書き口で語りかけて下されば、蒐集というと少し気が引ける思いの私にも、身近に感じられるなあ、と面白く読ませて頂きました。
興味は尽きず、すてきな展示でした。
まだまだ後進の工人さん、たくさん出てきますので(←切なる希望も入っていますが)
今後も4寸道は途切れる事なく続きますね。また是非見せて頂く機会を設けて頂けますよう・・・
帰りの高速バスの時間が迫り、泣く泣く皆さんと4寸さんにさよならをして
楽しい鳴子こけし祭りの旅は終わったのでした。